2024年10月24日12:41
DatachainおよびProgmat, Inc.は、Swiftシステムと連携したステーブルコインによる国際送金システムに関する特許出願が完了したと発表した。
今回の特許出願は、両社が開発を進めるSwiftシステムと連携したステーブルコインを活用した国際送金システムにおいて、グローバル市場でのシェア拡大を目的としている(Datachain/Progmat)
両社は、2024年9月5日にクロスボーダーステーブルコイン送金基盤構築プロジェクト「Project Pax」を発表した。今回の特許出願は、同プロジェクトで開発中のシステムに関するもの。今後、国際出願および主要国での特許出願も予定しており、これら一連の動きにより、両社は、ステーブルコイン国際送金システムのグローバル市場でのシェア拡大を目指す。
現在、DatachainとProgmatは、クロスボーダー・ステーブルコイン送金基盤構築プロジェクト「Project Pax」を、2025年の商用化に向けて推進している。同プロジェクトは、2023年時点で190兆ドル(約2万8,500兆円)規模に達した巨大なクロスボーダー送金市場において、ステーブルコインを活用し、高速かつ低コストで24時間365日稼働可能なクロスボーダー送金を実現することを目指している。
特徴としては、Progmatが提供する法規制に準拠したステーブルコインの利用に加え、AML/CFTや規制対応、オペレーション構築、企業のウォレット利用におけるハードルを考慮し、Swiftの既存APIフレームワークを活用して銀行経由によるステーブルコイン送金を実現する点が挙げられる。
今回の特許は、上述の「Project Pax」において開発を進めている、Swiftシステムと連携したステーブルコインによる国際送金システムに関するものだ。
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