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BtoB決済サービス「バイオンのカード払いくん」を提供開始(インフキュリオン)

2024年11月21日7:10

インフキュリオンは、バイオンと提携し、2024年11月19日よりBtoB決済サービス「バイオンのカード払いくん」を提供開始した。

国内のBtoB取引は、サービス利用や商品仕入れなどの対価の請求・支払いは請求書による掛け払いで、支払方法も銀行振込が主流となっている。請求書による掛け払いは、支払者にとっては手元に現金が必要となる一方、請求者にとっては請求から支払いまで資金を受け取るまで1カ月程度の時間を要する。中小企業やフリーランスを中心に、このようなキャッシュフローの課題は経営課題に直結するという。

このような課題を解決するために昨今、請求書の請求者と支払者の仲介役として請求書の支払いを立替え、支払者のカード決済を実現する、BtoB決済サービスが注目を集めている。

「バイオンのカード払いくん」利用のスキーム(インフキュリオン)

AIファクタリングや報酬前払いサービスを提供するバイオンは、FinTechを主軸として中小企業やフリーランスを支援している。このほど、両社では、「請求書の支払いをカード払いすることで、キャッシュフローの課題を改善したい」という支払者側の需要や、「売上を早く現金で受け取りたい」という請求者側の声に応えるため、請求書の支払いをカードで行うことでキャッシュサイクル改善に寄与するBtoB決済サービス 「バイオンのカード払いくん」の提供を開始した。

同サービスはインフキュリオンが提供し、バイオンはインフキュリオンの取次パートナーとして、同サービスをバイオンの顧客に紹介する。また、同サービスのご利用には所定の手数料が発生する。

同サービスを利用することで、受領した請求書の支払い方法を、銀行振込から支払者がすでに持っているカードでの支払いに切り替えることが可能だ。支払者は、支払いをカードに変更することで、支払金額をカード利用金額の口座引き落とし期日までに用意すれば良くなり、実質的な支払期日を繰延できる。カード決済後は支払者が指定した名義で、最短即日で請求元の銀行口座に請求金額の入金が行われるため、カード利用を請求元に知られることはないそうだ。また、カード決済に変更することで銀行振込にかかるに係る時間削減やミスの防止などができるため、業務効率を改善する効果も期待できる。

さらに、請求書の発行者(請求者)に関しては、同サービスを利用することで、顧客へ商品・サービスなどの対価を請求する際の支払方法にカード決済の選択肢を追加できるようになる。同サービスを利用した場合、支払者がカード決済後、最短即日以内に指定口座へ請求金額の入金が行われる。これにより、請求者は支払遅延・未回収リスクの軽減やキャッシュフロー(資金繰り)の改善が図れる。加えて、請求先への与信はカード会社が行うため、請求先の与信が行えないことを理由に新規取引ができないといった機会損失の防止にも活用できる。

「バイオンのカード払いくん」を構築するにあたっては、基盤にインフキュリオンが提供する請求書支払いプラットフォーム「Winvoice」を採用している。バイオンは、カード決済を可能にするためのWeb画面を含めて、同サービスを請求書の支払者・請求者の双方へ提供するために必要な、要件対応・運用業務・システム構築をワンストップで提供できるWinvoiceを選定したという。

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