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ネットアライブにBtoB決済サービス「Pay-Yaカード払い」を提供(インフキュリオン)

2024年1月10日19:25

インフキュリオンは、ネットアライブと提携し、2025年1月10日より、ネットアライブの顧客向けに、BtoB決済サービス「Pay-Yaカード払い」を提供開始すると発表した。

「Pay-Yaカード払い」は、インフキュリオンが提供する請求書支払いプラットフォーム「Winvoice(ウィンボイス)」を基盤に採用することで、請求書カード払いの要件対応・運用業務・システム構築をワンストップで実現している。

国内の法人間取引ではサービス利用や商品仕入れなどの対価の請求・支払いは請求書による掛け払いで、支払い方法も銀行振込が主流となっている。しかしながら、請求書による掛け払いは、支払者にとっては手元に現金が必要となる一方、請求者にとっては請求から支払いまで資金を受け取るまで1カ月程度の時間を要する。中小企業やフリーランスを中心に、このようなキャッシュフローの課題は経営課題に直結する。同課題を解決するために昨今、請求書の請求者と支払者の仲介役として請求書の支払いを立替え、支払者のカード決済を実現する、BtoB決済サービスが注目を集めている。

ネットアライブは、岡山の小規模事業者を中心に決済アプリや決済端末を提供する決済サービス企業だ。このほど、事業者の経営支援を目的に、「仕入れの支払いを遅らせたい」という事業者のキャッシュフロー改善の要望を実現し、請求書の支払いをカードで行えるようにするBtoB決済サービス「Pay-Yaカード払い」のサービスの提供を開始した。

同サービスを利用することで、受領した請求書の支払い方法を、銀行振込から支払者がすでに持っているカードでの支払いに切り替えることができる。支払者は、支払いをカードに変更することで、支払金額をカード利用金額の口座引き落とし期日までに用意すれば良くなり、実質的な支払期日を繰延できる。カード決済後は支払者が指定した名義で、最短即日で請求元の銀行口座に請求金額の入金が行われるため、カード利用を請求元に知られることはないそうだ。また、カード決済に変更することで銀行振込にかかるに係る時間削減やミスの防止などができるため、業務効率を改善する効果も期待できる。

「Pay-Yaカード払い」を利用することで変わるキャッシュフロー(支払者のケース)(ネットアライブ)

請求書の発行者(請求者)に関しては、同サービスを利用することで、顧客へ商品・サービスなどの対価を請求する際の支払方法にカード決済の選択肢を追加できるようになる。同サービスを利用した場合、支払者がカード決済後、最短即日以内に指定口座へ請求金額の入金が行われる。これにより、請求者は支払遅延・未回収リスクの軽減やキャッシュフロー(資金繰り)の改善が図れる。加えて、請求先への与信はカード会社が行うため、請求先の与信が行えないことを理由に新規取引ができないといった機会損失の防止にも活用できるそうだ。

なお、「Pay-Yaカード払い」を構築するにあたっては、基盤にインフキュリオンが提供する請求書支払いプラットフォーム「Winvoice」を採用している。ネットアライブは、カード決済を可能にするためのWeb画面を含めて、同サービスを請求書の支払者・請求者の双方へ提供するために必要な、要件対応・運用業務・システム構築をワンストップで提供できるWinvoiceを選定した。

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決済領域を起点に金融とテクノロジーを組み合わせたFintech事業を展開し、プラットフォームサービスの提供や企業へのコンサルティング、 店舗や事業者向けの決済関連ソリューション事業を展開しています。 自社オリジナルのコード決済サービスを提供する「Wallet Station(ウォレットステーション)」や新たなチャージ手段を提供するプリペイドチャージ連携サービス「CharG(チャージー)」、企業が国際ブランドカードを発行できる「Xard(エクサード)」、請求書支払いプラットフォーム「Winvoice(ウィンボイス)」など多彩な金融サービスを機能単位で提供するプラットフォームを取り揃えています。

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