2025年2月4日8:00
イタリアのスタートアップであるQromoは、QRコードを活用してテーブルなどから注文および支払いを行うことができるオンライン決済ソリューションを提供している。これにより、消費者はレジによる決済が不要となる。また、AppleおよびStripeと提携してiPhoneでのTap to Payを提供している。
Qromo CEO 兼創設者 Francesco Basile(フランチェスコ・バジーレ)氏。「Salone dei Pagamenti2024」のMastercardブースでデモを実施
行列を排除するシステムを構築
登録したカードで迅速な支払いが可能に
Qromoは、食品飲料部門と小売業界をデジタル化するために生まれたという。QRコードを活用したソリューションを使うことで、業者は自分のデバイスからすべてを管理でき、たった10分で物理端末やオンラインでの支払いに対応できるようになる。また、デジタルカタログにある商品をスキャンして直接購入できるため、レジに並ぶ必要はないという。オンラインによるシンプルな注文システムにより、行列、テーブル待ち、ダウンタイムをなくすそうだ。
Qromo CEO 兼創設者 Francesco Basile(フランチェスコ・バジーレ)氏は「例えば、今日はバーに行って飲み物や食べ物を購入し、商品を直接カウンターで受け取ることができます。私たちは、列を完全に排除するシステムを作成しました。これにより、レジに並ぶ必要がなくなります。もう大きなコンピュータや支払い端末は必要なくなります。すべてを自分のデバイスで管理できるようになります」と説明する。
QRコードによるソリューションでは、消費者はコードをスキャンしてデジタルカタログにアクセス可能だ。デジタルカタログは自動的に50の言語に翻訳される。その後、支払いをクリックします。注文時には、Apple PayやGoogle Pay、Satispay などに登録したクレジットカードで支払うことが可能だ。
ここでは、顧客が支払いを完了すると、領収書とレシートがメールで送られる、また、顧客にはデジタルトークンが渡され、それを持っている顧客は直接カウンターに行って商品を受け取ることが可能だ。バジーレ氏は「大きいスタジアムでもキャッシャーがいなくても商品を受け取れます。私たちは、消費者が自分のスマートフォンで支払う際により良いサービスを受けるためのスマートな方法を見つけました」と述べる。
iPhoneでのTap to Payを展開
インターナショナルなサービスを目指す
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The post QromoがイタリアでQRコード活用のテーブルオーダー、iPhoneでのTap to Payも提供 first appeared on ペイメントナビ.