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システムインテグレータとECビジネス戦略事業会社を設立へ(DGFT)

2023年11月12日10:00

デジタルガレージ子会社で決済事業を手がけるDGフィナンシャルテクノロジー(DGFT)と、EC事業を行うシステムインテグレータ(SI社)との共同出資により、2023年12月を目途にECサイト構築を軸にECビジネスをテクノロジーで支援する新会社「株式会社DGコマース」を設立する予定であると発表した。

次世代決済APIと連携し、テクノロジーで支援するDGコマースを設立(DGFT/SI)

国内大手の決済事業者であるDGFTは、さまざまな決済関連事業とデータ活用事業を、最新のテクノロジーを活用し展開してきた。1995年に創業されたSI社は、ECサイト構築パッケージ「SI Web Shopping」を提供し、ECサイト構築に関する国内有数の実績と知見を有する企業となる。また、両社は、「SI Web Shopping」とDGFTの決済プラットフォームとの連携を通じて、さまざまなECサイトで決済を提供してきた。

国内ECの市場規模は年々拡大し、昨今では、ネット店舗と実店舗のオムニチャネル化、スマホ決済やID決済など決済手段の多様化、SNSを活用したマーケティング施策との連動、インバウンドの拡大やコロナ禍を経ての越境ECの拡大など、速いスピードで多様な変化が進んでいる。

そのような中で、集客、広告、サイト構築、決済などフェーズごとにEC事業者を支援するソリューションが台頭しており、データ管理・活用も複雑化している。さらにフェーズごとに支援する会社やサービスが異なるため、顧客データに差異が生じ、マーケティング活動が非効率に行われている課題があるという。

DGグループは、これらの課題を解決するべく、マーケティングやECサイト構築、決済ソリューションの提供、不正検知のノウハウ、顧客行動や購買データ等の分析・活用など、ECビジネスに関するさまざまな活動を支援していくそうだ。加えて、設立予定の新会社では、SI社が有するオムニチャネル、越境ECなど、さまざまなEC基盤や技術と、DGが有する決済領域の技術力、web3やブロックチェーン、人工知能(AI)といったテクノジーを社会実装していくノウハウとをかけ合わせ、最短開発期間で最多決済手段を利用可能な「次世代決済API」をはじめとする、先進的なサービスを提供していくと発表している。

〒150-0022
東京都渋谷区恵比寿南3-5-7 デジタルゲートビル10階
ECを始めとしたオンライン事業者や店舗などの対面事業者へ総合決済サービスを提供する決済プロバイダー。非対面・対面領域95万拠点でのお支払いが可能で、年間決済取扱高は5.3兆円を超えます(2023年3月末現在)。事業者のキャッシュレス化やDX推進を決済や金融の領域から支援するとともに、加盟店やエンドユーザーである消費者へ、安心・安全・快適な支払い体験の提供を通じて、世の中の役に立つインフラ事業として、持続可能な社会の発展に貢献し続けていきます。

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