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店舗の完全無人化を実現する無人店舗ソリューション提供(グローリー)

2024年2月20日11:00

グローリーは、店舗の完全無人化を実現する無人店舗ソリューションを提供したと発表した。

同無人店舗ソリューションは、グローリーの券売機「VT-T20」とユーボのピックアップロッカーを連携したもので、千葉県を中心に新鮮なたまごを生産・販売する向台ポートリーの直営店「むこたま」の2店舗に納入した。

24時間営業のトレーラーハウス型の店舗。たまごのお店「むこたま 白井店」(グローリー)

近年、人手不足の解消や人件費削減を目的に、さまざまな小売業が新たな選択肢として無人での店舗運営を検討している。

しかし、監視カメラやセンサー技術による防犯対策が進んでいるものの、現状の無人店舗では、特に人通りが少ない場所の店舗や夜間営業において、購入時の不正行為などの課題がある。

さらにキャッシュレス決済のみの店舗が多く、高齢者層や現金利用者に受け入れられず利用されないため、販売機会の損失といった課題もあるそうだ。

このような背景から、グローリーは、無人店舗におけるさまざまな課題に対応できる無人店舗ソリューションを提供するという。

同無人店舗ソリューションは、券売機で商品の選択と支払を行い、QRコードを発券した後、それをロッカーにかざすと商品が受け取れるもので、現金に加え、キャッシュレス決済にも対応している。

また、スタッフは定期的に商品を補充するだけで、24時間365日の無人営業を可能にし、店舗運営の効率化により収益拡大につながるとしている。これにより、スタッフは店舗運営の効率化を図りながら、商品開発などの業務に注力することが可能だという。

さらに今後は、券売機だけでなく、セルフオーダーKIOSKなどさまざまな製品との連携を図り、顧客ニーズに合わせたソリューションの展開を目指す。

この記事の著者

ペイメントナビ編集部

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