2024年4月5日9:00
インフキュリオンは、2024年4月3日に総額19億円の資金調達を実施したと発表した。資金調達の目的や同社の革新性、JR西日本との連携、北國フィナンシャルホールディングス(北國FHD)およびビザ・ワールドワイド(Visa)と進めるアクワイアリングシステムの構築について説明してもらった。
池谷貴
BtoB・BtoC両分野での事業拡大を目指す
Embedded Financeのソートリーダーを自負
インフキュリオンは、スマホ決済プラットフォーム「Wallet Station」、プリペイドチャージ連携サービス「CharG(チャージー)」、国際カード発行プラットフォーム「Xard(エクサード)」、請求書支払いプラットフォーム「Winvoice(ウィンボイス)」などの金融サービスを機能単位で提供するプラットフォームを提供している。コンサルティングを含め、一気通貫で企業を支援できる強みもあるという。
同社では、QRインベストメント、JR西日本イノベーションズ、静岡キャピタル、S Venturesを引受先とした第三者割当増資に加え、日本政策金融公庫、株式会社静岡銀行など金融機関からの借入により総額19億円の資金調達を実施した。
今回の資金調達では、「アクワイアリング領域(Xard事業)を中心とした新プロダクト開発を強化し、BtoB・BtoC両分野での事業拡大を目指します。また、事業拡大に伴う人材採用にも充てる予定です」と同社では説明する。
今回のリリースでは、“Embedded Financeのソートリーダーとして、金融・非金融分野を融合した前例のないサービスを多くの企業と共創し続けています”としているが、「直近の例では、日本コカ・コーラ様が提供する『Coke On Wallet』のおつりや紙幣を自販機でチャージできる「自販機チャージ」がございます。他にも、インフキュリオンが提供する国際ブランドカード発行プラットフォーム『Xard』では、APIベースでカード発行・決済などのプロセシングシステムを提供し、カード発行に必要なライセンス取得やオペレーション業務までをワンストップでご提供しています」とした。
JR西日本等との業務提携での役割は?
北國FHD、Visaとの新システムが画期的な2つの理由
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The post 19億円調達のインフキュリオン、全産業へのAPI提供で次世代決済インフラを担う唯一無二の企業を目指す first appeared on ペイメントナビ.