2024年4月26日9:05
KDDI、auペイメントは2024年4月23日から、デザインと機能をリニューアルした新しいau PAY プリペイドカードの申込受付を開始した。au PAY プリペイドカードは、カード情報(カード番号・有効期限)を裏面に集約。また、接触ICチップを搭載するとともに、タッチ決済にも対応する。さらに、プラスチックカードを発行しなくてもau PAY アプリ上でカード情報を表示できる「バーチャルカード」への対応も同日から開始している。これまでのカード発行の成果とデザインリニューアルの背景、今後の展開についてauペイメントに説明してもらった。
池谷貴
au PAY プリペイドカード。国際ブランド:Mastercardとなり、ポイント還元率は0.5%還元(1ポイント/200円)
約3,030万枚を発行、au PAY カードとのシナジーも
接触ICチップを搭載し、タッチ決済にも対応
――au PAY プリペイドカードのこれまでの発行の状況や成果について聞きたい。
auペイメント:au PAY プリペイドカードは、2014年にau WALLET プリペイドカードとして誕生して以来、審査不要・年会費無料でご利用いただけるMastercard付きプリペイドカードとして多くのお客様にご利用いただいており、2023年12月末時点で約3,030万枚を発行しています。
以降、QUICPay+やApplePayの追加による利便性向上や3Dセキュア2.0による不正対策強化などを行ってまいりました。今般新たな利用シーンであるタッチ決済にも対応するべくカードをリニューアルしております。
――KDDIグループのauフィナンシャルサービスでは、クレジットカードのau PAY カードを発行しているが、シナジーについてはいかがか?
auペイメント:au PAY プリペイドカードがきっかけとなってau PAY カードへステップアップされるお客様も多く、au PAY アプリを経由してau PAY カードをお申込みいただいております。
また、決済をauブランドで統一いただくことで、プリペイドカード、クレジットカードだけでなくコード決済(au PAY)にも利用頻度・利用金額向上の効果を発揮しております。
――今回のカードリニューアルにより期待することは?
auペイメント:これまで磁気のみの物理カードを発行しておりましたが、お客様のニーズの多様化や外部環境の変化によって利用シーンにマッチしなくなるケースが生じておりました。
リニューアル後は、プラスチックカードの新規発行および更新にあたり発行手数料(600円)がかかるがプラスチックカード発行手数料(600円)相当のau PAY 残高を還元
そこで、まずはバーチャルカードに対応したことで、「これ以上、財布にカードを入れて持ち歩きたくない」「オンライン決済がメインのため物理カードは不要」というお客様のニーズにお応えいたしました。
バーチャルカードではau PAY アプリの画面からすぐにカード番号を確認することができ、オンラインでのお買い物にも便利にご利用いただけます。
また、スピーディーな決済が可能なタッチ決済は小売店・飲食店・交通機関等、さまざまな分野で急速に普及しており、今回の物理カードやApplePayを通じてご利用が可能です。
au PAY プリペイドカード(バーチャルカード・物理カード)やau PAY コード決済といった主要な決済ラインナップを揃え、審査不要・年会費不要で気軽にお使いいただけるサービスとして広くお客様にご利用いただくことを期待しております。
バーチャルカード利用先との親和性も高い?
au PAYアプリを介したサービスの利用促進も
――「バーチャルカード」化はカード等と比較し、どの程度利用が期待できるか?
このコンテンツは会員限定(有料)となっております。
詳細はこちらのページからご覧下さい。
すでにユーザー登録をされている方はログインをしてください。
The post 「au PAY プリペイドカード」がデザインと機能を一新した理由とは?タッチ決済やバーチャルカード対応 first appeared on ペイメントナビ.