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ビューカード「ビューゴールドプラスカード」の「選べる特典」提供でメインカード化に貢献

2024年5月14日8:00

JR東日本グループであるビューカードは、ビューゴールドプラスカード保持者で、利用額累計が年間400万円(税込)以上の会員に「選べる特典」を提供している。同サービスの提供により、会員の新規入会や継続につながるとともに、稼働が活性化し、メインカード化に貢献しているそうだ。

ビューゴールドプラスカード

会員の年間利用額がアップ
計画は順調に推移

「選べる特典」は、2023年2月に迎えた同社の30周年リニューアルの一環の取り組みとしてスタートした。ビューゴールドプラスカード保持者で、毎年4月~翌年3月に発行する利用明細(3月6日~翌年3月5日の利用分)の利用額累計が年間400万円(税込)以上の会員に対し、同社が厳選した複数の特典の中から1つ、好きな特典を無料で進呈している。

2025年6月提供の「選べる特典」では、(1)東京ステーションホテルペア ご宿泊(朝食付き 最大50組・抽選)、(2)ビューゴールドラウンジご利用券 15枚、(3)JRE POINT 20,000ポイント、(4)giftee Box Select(ギフティ ボックス セレクト)12,000ポイント、という4つの中からサービスを選ぶことが可能だ。

ビューゴールドプラスカードでは、会員の満足度向上を図るため、2023年の30周年を機に大幅なサービスリニューアルを行った。2022年3月から、「ビューゴールドボーナス」のサービスを改定し、従来は対象外であった交通系電子マネー「Suica」へのチャージ、定期券・きっぷの購入などを含めたすべての利用額がボーナスポイントの対象となった 。これにより、300万円利用した場合、最大1万2,000円相当のJRE POINTが付与される。ビューカード 営業本部 顧客戦略部 落谷氏は「一定数のお客様にとっては、やはりポイントニーズが高く、制度が分かりやすくなったことで功を奏しました。コロナ禍があけて移動が活性化したことも追い風となっています」と話す。

アプリ画面(トップ画面)

「ビューゴールドボーナス」のリニューアルによって、300万円までの利用の動機づけができたが、ここに「選べる特典」で400万円以上の利用特典を加えることで、会員の年間利用額を高めている。落谷氏は「ゴールドカードは他社との争いが熾烈ですが、計画として順調に推移しています」と成果を述べる。

アプリ画面(ご利用額累計)

家族全体のカード利用を集約
400万円以上の利用者が倍以上に

ビューゴールドプラスカードは、本人に加え、家族カードも発行でき、「ビューゴールドボーナス」や「選べる特典」では本人・家族の利用額を合算した金額が対象となる。「選べる特典」の提供は、家族全体のカード利用を集約し、メインカード化する目的もある。落谷氏は「家族のポイントを合算して、家計収支を全部取りに行くアイデアも重なりました。これまで他社のカードを使用していた方も当社カードにまとめていただいていると感じています」と話す。

具体的な数値は非公表だが、新規会員獲得、既存会員の稼働活性化の両面においてプラスとなった。落谷氏は「400万以上をご利用いただける会員さまはざっくり言うと倍以上になりました」と語り、笑顔を見せる。

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