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ネットスターズ、AI活用でQRコードの読み取りスピード改善と精度向上を同時に実現

2024年5月14日9:05

ネットスターズは、マルチキャッシュレス決済ソリューション「StarPay」アプリで、AI活用によりコードスキャン機能の複数同時読み取りと、読み取り機能向上を実現した。同アップデートでは、QRコード読み取り時に、画面内にQRコードやバーコードなどが複数あっても瞬時にすべて認識・スキャンし、決済端末上で利用するコードを選択できるようになった。「StarPay」アプリのコード読み取りのこれまでの課題やAI活用の背景、成果についてネットスターズに説明してもらった。

池谷貴

複数コード同時読み取り、汚れたコードも認識するなど機能向上。ネットスターズはAI開発に力を入れており、今後も開発が控えているそうだ(ネットスターズ)

加盟店のスキャンの手間を大幅削減へ
斜めなど幅広い角度からスキャン可能に

「StarPay」アプリは、店頭での会計時に、利用者が提示するQRコードを読み取るために使われている。「iOS、Android、専用端末(SUNMI)版があり、累計100万ダウンロード以上されています」(ネットスターズ)。なお、POS接続している加盟店も多くあり、アプリ利用は加盟店のうちの一部だという。

従来のコード読み取りのあきらかな課題として、QRコードを読み取る時間、そして複数のQRコードのうち誤ったものを認識した場合、また戻ってスキャンしなおさなければならないという手間がかかっていた。ネットスターズでは「その改善は、端末のカメラや端末そのものの機能にゆだねられる部分が多く、アプリ事業者が手をつけにくいということも課題でした」と説明する。

ネットスターズでは、AIを活用し、これらの課題を改善。「AIを活用することで、アプリ側でもその機能を改善できるということが取り組みの背景としてありました」(ネットスターズ)。これにより、読み込みスピード自体が速くなったほか、コードの認識機能も向上し、斜めなど幅広い角度からの決済用コードのスキャンが可能になった。また、コードの一部が見えづらい場合や、明るさが十分でない場所でもスキャンが可能になる。

スピードや読み取り精度はどう変わった?
他のサービスやプロダクトへも実装へ

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