2024年5月23日13:54
TOPPANデジタルとAcompany(アカンパニー)は、デジタル証明書(Verifiable Credential、VC)と秘密計算を用いて、自分のID/個人情報を自分自身でコントロールできる分散型アイデンティティと、情報漏洩リスクの極小化を両立させる技術を開発した。
同技術によりユーザーは、会員登録や本人確認などの場面において、必要な情報だけを選択的に開示することが可能になる。同時に、秘密計算を用いて真正性を保証する秘密鍵を分散管理するため、情報漏洩のリスクを極小化することが可能だ。
ユーザーが、自分自身が保有するデジタル証明書に記載された情報をコントロールし、必要な情報のみを選択的に開示できるようにする手法として「SD-JWT」のフォーマット形式や、「BBS署名」などが代表例として挙げられる。今回開発した技術では「SD-JWT」と「BBS署名」の2つの手法を実装。デジタル証明書を用いることで、必要な情報だけを選択的に開示しつつ、改ざんがされていないデジタル証明書として活用することが可能になる。
デジタル証明書の発行者の秘密鍵を秘密計算を用いて安全に管理(TOPPANデジタル/Acompany)
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The post 秘密計算でプライバシー配慮と情報漏洩リスク極小化する技術開発(TOPPANデジタル/Acompany) first appeared on ペイメントナビ.