2024年5月28日11:20
インフキュリオンは、従業員数1,000人以下の企業で企業間決済を把握する⽴場にいる人または個人事業主を対象に「請求書カード払いの意識調査」を実施した。
「請求書カード払い」とは、銀行振り込みの請求書をクレジットカード等で支払いできるようにするサービスだ。サービス事業者が発行された請求書の立て替え払いをし、支払い者はカードの引き落とし日までに対価の支払いをする。
同調査では、回答者全体の約4割は「請求書カード払い」サービスを知っており、約2割は「請求書カード払い」を実現するサービスを利用したいと考えていることが明らかになった。請求書カード払いの利用者は、資金繰りの改善や、明細を一元管理できる利点がある。
調査対象者:従業員が1,000人以下の企業の経営者・経理部⾨⻑・担当者もしくは企業間決済(法⼈カード等の仕入れ時の支払い手段、法⼈への販売時の請求書の発行から入金確認、未回収債権への対応)を把握する⽴場にいる人または個人事業主。請求書カード払いの利用意向を尋ねる質問では、回答者全体の約4割(40.6%)は「請求書カード払い」サービスを知っており、約2割(17.0%)は「請求書カード払い」を利用したいと考えていることが明らかになった(インフキュリオン)
また、全体の約3割が「過去1年で取引先の支払い遅延を経験した」と回答した。取引先の支払い遅延経験者に請求金額の回収ができたかを尋ねる質問では、約半数が「(一部を含め)回収できていない」という結果が出た。一方で、法人間取引でクレジットカード等での支払いを受け付ける利点では「代金回収の不安がない」が最も選択される結果となり請求書カード払いは、取引先の支払い遅延に関する課題を解決する一手となり得ることが分かった。
同調査からは、法人間取引の課題を解決する新たな支払い方法として「請求書カード払い」の採用検討が進むことが示唆される結果になった。
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