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EY、EUの決済規制に対する経営幹部の認識は驚くほど低いと指摘(Money20/20 Europe)

2024年6月7日8:40

オランダ・アムステルダムで2024年6月4日~6日まで「Money20/20 Europe」が開催された。4日には「支払いとオープンファイナンス~新しい規制が構造変化とチャンスを促す~」と題し、EYアドバイザリーSpA金融サービス担当ディレクター スーザン・バートン(Susan M Barton)氏が登壇した。

EYアドバイザリーSpA金融サービス担当ディレクター スーザン・バートン(Susan M Barton)氏

銀行の75%はデジタル決済へのシフト予想
新たなチャレンジャーが出現で苦境に?

EYの支払い規制に関する調査を実施。EU の最近の規制とイニシアチブには、PSD3(決済サービス指令3)、PSR(決済サービス規制)、金融データアクセス(FiDA)フレームワーク、即時クレジット送金(SCT Inst)、デジタル ユーロが含まれる。EYでは、EU域内で営業する大手銀行26行のビジネスリーダーおよび部門責任者を対象に実施した、新たな決済規制に関する調査結果を公表した。

その結果、銀行の75%は、顧客はより良いユーザー体験を求め、デジタル決済にシフトすると予想している。また、銀行の60%は、顧客はより多くのデータを管理することを求めると予想しており、銀行がデータの管理強化を求めると予想している。
さらに、銀行の67%は、新たなチャレンジャーが出現し、手数料収入の低下と、サービスレベルやパーソナライゼーションに対する消費者の期待の高まりの狭間で苦境に立たされると予想しているそうだ。

また、銀行の67%は、新たなチャレンジャーが出現し、手数料収入の低下と、サービスレベルやパーソナライゼーションに対する消費者の期待の高まりの狭間で苦境に立たされると予想している。

EUの決済規制によって影響?
顧客重視のイノベーションや不正強化を推進

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