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Token. ioとPrommtが「Pay by Bank」のユーザーエキスペリエンス強化(Money20/20 Europe)

2024年6月7日16:45

Account-to-Account (A2A)決済インフラを提供するToken. ioは、オープン・バンキング対応の決済(「Pay by Bank」と呼ばれる)のユーザーエキスペリエンス(顧客体験)を強化し、加盟店や顧客がコンバージョンを最大化させるため、新たなホスト型支払いページを立ち上げたと発表した。同社の最初のパートナーは、ダブリンを拠点とするPrommtだ。2024年6月4日に「Money20/20 Europe」で発表した。

「Money20/20 Europe」でToken.ioは、Prommtを新しいホスト型決済ページを活用する最初のパートナーとして発表

Token.io の A2A決済インフラはオープンバンキングを採用しており、決済業界向けに構築されている。同社は2016 年からA2A決済テクノロジーのイノベーションを先導し、2018 年に英国でパブリック バンク APIを通じてエンド・ツー・エンド決済を実現させた。新たに提供するホスティングされたページにより、ペイメント・サービス・プロバイダー(PSP)、銀行、加盟店は、Token.ioのホワイトラベル「ホスティング・ページ」を活用することで、迅速かつ簡易に独自のカスタムブランドのPay by Bank機能を立ち上げ、コンバージョンを最大化させることができるという。

オープン・バンキング対応の決済(「Pay by Bank」と呼ばれる)は、2027年までに欧州で2,880億ドルを超えると予測されており、Token.ioのホワイトラベル・インフラとオープン・バンキング接続は、すでにPSP、銀行、加盟店が迅速、簡単、安全にPay by Bankを決済手段として提供することを可能にしているそうだ。

欧州委員会の新たな規制に合わせてインスタント・ペイメント・レール(リアルタイムの少額決済ネットワーク)を活用する銀行が増える中、Pay by Bankは今後さらに成長する見込みだ。Token.ioのホスティングページの立ち上げは、Pay by bankのユーザー体験を向上させるという。

具体的には、QRコードによるモバイルバンキングアプリへのシームレスな引き継ぎにより、デスクトップで開始された決済の銀行認証をより高速化する。また、支店のない銀行でもワンクリックで選択可能だという。さらに、 チェックアウト/支払いページの上にホスティングされた支払いページを重ねて表示することで、リダイレクトを最小限に抑える。加えて、読み込み時間を短縮し、デスクトップおよびモバイル専用のビューでインターフェースデザインを刷新するという。

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