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売掛債権の回収精度向上で東京大学大学院工学系研究科 田中謙司研究室と共同研究(ラボル)

2024年6月26日16:20

セレスの子会社であるラボルは、東京大学大学院工学系研究科の田中謙司研究室と2024年3月1日より共同研究を開始した。

ラボルは、フリーランスやSMB(小規模事業者)向けに請求書買取を行うAIファクタリングサービス「labol(ラボル)」と、費用の支払いをクレジットカードで先延ばしすることができるカード決済サービス「labol(ラボル)カード払い」を通じて、会員の資金繰り改善をサポートしている。

機械学習の進化によって売掛債権の回収精度を向上(ラボル)

一方、東京大学 大学院工学系研究科の田中謙司研究室は、物流ネットワーク・電力エネルギー等の需要予測に代表される大規模データを活用した社会システムの研究、およびその手段としての機械学習分野に専門性を有しており、培われた知見を活用しながら企業とともに社会課題の解決へ向けた研究成果の社会実装を行っているという。

「labol(ラボル)」が提供するAIファクタリングサービスでは、担当者による買取審査を補助する目的で、独自開発の機械学習モデルを活用していた。「labol(ラボル)」は会員にとって利便性が高い2者間(ラボル、会員)ファクタリングを採用しているが、同社が買い取る売掛債権において一定数の未回収が生じてしまい、そのコントロールに苦慮しているという。

今回の共同研究では、豊富な機械学習ノウハウを持つ東京大学 大学院工学系研究科の田中謙司研究室とともに、同社が会員から取得するさまざまなデータを用いて新しい機械学習モデルを開発・運用することで、同社の売掛債権の回収を精度高く行うことが可能となる。これをはじめとして、積極的にテクノロジーを活用することで「labol(ラボル)」がより一層利用者にとって使いやすく、資金調達の実現機会がさらに高まるようサービス品質の向上を進めていきたいとしている。

この記事の著者

ペイメントナビ編集部

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