コンテンツへスキップ

新決済端末「UT-X20」がセキュリティ基準「P2PE」の認定取得(TMN)

2024年8月1日8:15

トランザクション・メディア・ネットワークス(TMN)は、TMNの新決済端末「UT-X20」が、国際的な情報セキュリティ基準「PCI P2PE(PCI Point-to-Point Encryption)ソリューション」のプロバイダ機器として認定されたと発表した。

クレジットカード決済に対応している小売店においては、TMNの「UT-X20」を利用することで、改正割賦販売法により定められているセキュリティ要件への対応負荷を軽減することが可能だという。

TMNのP2PEソリューション(TMN)

TMNは決済ゲートウェイサービス(ソフトウェア)に加え、決済端末(ハードウェア)メーカーとしても実績とノウハウを有していることが強みのひとつで、ソフトとハードの双方から加盟店のさまざまなニーズや課題を汲み取り、各サービスに反映しているそうだ。

2023年7月に受注を開始した新決済端末「UT-X20」は、クレジット、電子マネー、QR・バーコード決済等マルチ決済への対応に加え、内回りと外回りいずれの接続方法も選択可能なことや、操作が3面待ち、また、POSとの接続が容易なことなど、さまざまな設置環境を想定し機能を詰め込んだ全方位型の決済端末となる。

加えて、加盟店からのニーズの高いセキュリティ対応を行うことで、カード情報漏洩リスクの低減と、加盟店側で必要な約400項目の認定取得負荷を35項目にまで軽減できるため、安全で利便性の高い決済サービスの提供ができると考えているそうだ。

なお、2018年に施行された割賦販売法改正で、クレジットカード取引を行う事業者へ、カード情報の非保持化または、「PCI DSS」への準拠が義務付けられたが、「PCI DSS」に準拠するには約400の要件をクリアする必要があり、クレジットカード取引を行う事業者にとって大きな負荷となっている。「PCI P2PE」はPCI SSCが定める国際的な情報セキュリティ基準で、決済端末とセンター間でクレジットカード情報を暗号化させて送信することを要件としており、「PCI P2PE」認定のソリューションを利用することで、カード情報の非保持化と同等/相当のセキュリティ措置の実現に加え、「PCI DSS」の要件を35まで縮小することが可能だという。

TMNは2018年に「PCI P2PEソリューション」のプロバイダ認定を取得しており、このほど、新決済端末「UT-X20」が認定機器に追加されたことにより、TMNの「PCI P2PEソリューション」に対応する決済端末ラインナップは、JT-R600CR mk1 (パナソニック コネクト製)、JT-R600CR mk2(パナソニック コネクト製)、UT-X10 (TMN製)、ICM330 GEN5 (ニデックインスツルメンツ製)、UT-X20(TMN製)の5機種となった。

■関連企業ナビゲーション

〒103-0027
東京都中央区日本橋2-11-2
シンクライアント型電子マネーのパイオニア。電子マネー、クレジット、QR・バーコードをはじめ業界最多レベルの決済サービスをワンストップで提供しているほか、情報プロセシングとして、ハウス電子マネーやクラウドPOS、会員ID統合など、DX化やマーケティングに活用できるソリューション等幅広く提供しています。

The post 新決済端末「UT-X20」がセキュリティ基準「P2PE」の認定取得(TMN) first appeared on ペイメントナビ.