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「auマネ活プラン」開始で「au PAY ゴールドカード」の申し込み比率は約5倍にアップ(auフィナンシャルサービス)

2024年8月21日8:00

auフィナンシャルサービスは、クレジットカード「au PAY カード」「au PAY ゴールドカード」を発行している。年会費1万1,000円(税込)の「au PAY ゴールドカード」では、KDDIが提供するauのスマートフォン向け料金プラン「auマネ活プラン」の通信料金を支払うと、ポイント還元率が合計最大20%還元される特典を2023年9月より提供しており、同サービス開始以降の会員数の伸びが目立つ。今回は同社に「au PAY ゴールドカード」の特徴や利用者の状況、今後の目標などについて説明してもらった。

池谷貴

左からauフィナンシャルサービス サービス企画本部 プロダクト開発部長 湊屋匡章氏、マーケティング本部 au PAYカード推進部長 大貫憲氏

会員数増で1,000万会員に近づく
「auマネ活プラン」でグループシナジー強化

auフィナンシャルサービスが発行する「au PAY カード」「au PAY ゴールドカード」は、日々の買い物や公共料金の支払いに利用でき、カードの利用100円(税込)ごとに1Pontaポイントが貯まる。また、貯まったPontaポイントは、スマホ決済サービス「au PAY」の残高へチャージしたり、クレジットカードの請求額へ充当したりすることが可能だ。

2024年6月からは、「au PAY カード」の年会費を永年無料に改定。従来はau 携帯電話(UQ mobile含む)の契約者以外、もしくは年に 1 回以上の利用がなかった場合に年会費を請求していたが、誰でも永年無料とした。また、年会費の改定にあわせて、「au PAY カード」、「au PAY ゴールドカード」の新規入会特典の内容をリニューアルし、「入会後のご利用に応じてポイント還元が受けられるシンプルな建付けとし、お客様にもご好評いただいております」とマーケティング本部 au PAYカード推進部長 大貫憲氏は話す。

同社では、クレジットカード会員数が順調に増加し、1,000万会員に近づいている。KDDIでは「au経済圏のさらなる拡大」を掲げ、2023年9月から通信と金融特典がセットになった「auマネ活プラン」を提供しており、au経済圏でも金融サービスを利用するとポイントがお得に貯まるのが強みだ。KDDIグループとしてauマネ活プランを軸に通信や金融サービスを強化しており、利用者へのコミュニケーションを揃えられたことでグループシナジーを高めることに成功している。

「au PAY ゴールドカード」(auフィナンシャルサービス/KDDI)

通信と金融をセットで展開
金融サービス利用者の入会が増加

auマネ活プランでは、au利用料金で合計最大20%のポイントが還元される(12カ月間)。例えば、5,000円 の通信料があれば1,000Pontaポイントが付与される。また、auの他の料金プランでも通常ポイントとして100円ごとに1 Pontaポイント、ゴールド特典として1,000円ごとに90Pontaポイントが貯まる(合計最大10%還元)ため、年会費を支払った以上の還元を受けることが可能だ。

大貫氏は「通信だけでなく、金融サービスとセットで展開できている点は他社にはない強みです」と説明する。例えば、auカブコム証券のクレジットカードによる投資信託の積立を行う場合、「au PAYカード」「au PAYゴールドカード」のみが対応し、お得にポイントを貯めることができる。特に「au PAY ゴールドカード」会員は、auマネ活プランに加入しているとポイント還元率を12カ月間限定で合計最大3%(13カ月目以降2%)に上乗せしている。また、auじぶん銀行の金利優遇特典では、加入特典として円普通預金の通常金利に年0.05%(税引前)を上乗せするが、「au PAY ゴールドカード」会員は、さらに年0.05%(税引前)を上乗せしている。これにより、ゴールドカードへの入会が加速した。大貫氏は「auマネ活プラン開始前と比べて、ゴールドカードの申し込み比率は約5倍まで高まりました」と成果を述べる。

au PAYカード会員は全国のauショップを中心に会員を募集しているため、以前より通信サービスの利用者は多い。それに加え、「マネ活プラン開始後は、auカブコム証券、auじぶん銀行といった金融サービスをご利用のお客様の入会も増えています」と大貫氏は話す。

「au PAYゴールドカード」会員の稼働率は「au PAYカード」に比べても高くなっている。auのスマートフォン・携帯電話料金の請求以外の稼働率においてその傾向は顕著だ。特徴的なのは、グループ3社以上の金融サービスを使っている人の割合が約1.6倍に増えたことだ。これは、auマネ活プランによるグループシナジー効果と言える。

サービスの認知度の低さが課題に
KDDIグループ以外のサービスの魅力も訴求へ

「au PAYゴールドカード」会員の月の平均利用額は一般的なメインカードと捉えられる水準は上回っており、同社全体での決済額や稼働の増加に寄与している。

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