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地域店舗を支援する「SHOP SMALLマルシェ2024」(東京)に行ってきた!スタンプラリーで買い回り促進

2024年10月4日8:00

アメリカン・エキスプレスは、2024年9月28日、29日に恵比寿ガーデンプレイスで「SHOP SMALLマルシェ2024」を開催した。SHOP SMALLマルシェはアメリカン・エキスプレスが行う中小店舗支援の一環となる。今年は福岡(11店舗)で8月31日、大阪(12店舗)で9月7日、8日、名古屋(11店舗)で9月16日に開催され、東京が最終開催となった。東京でのマルシェには38店舗が出店した。

池谷貴

全国4都市で開催
地域の魅力的な店舗が参加

「SHOP SMALLマルシェ」は、アメリカン・エキスプレス加盟店である地域のショップオーナーに対してマルシェに出店するための準備や費用を支援し、店舗とその地域の魅力を来場者に届けることをサポートするためのプログラムだ。昨年は東京・恵比寿のみで開催したが、今年は計4都市に開催を増やしたことが1つの成果だったという。

また、「全国各地から独自性の高い店舗がマルシェに応募するなど、魅力の高いマルシェにすることができた」と加盟店営業部門 マーケティング部 部長 根岸直樹氏は話す。出店店舗は3桁の応募の中から、書類選考とオンラインでの面談を経て、地域で親しまれていたり、特徴的な商品を販売する店舗を同社が選定した。マルシェの参加店舗には宿泊費や交通費などを1都市最大20万円まで支援している。筆者は28日に会場に訪れたが、27日は昨年に比べて集客面も好調だったそうだ。集客は会員やSNSでの告知に加え、会場の周辺ではチラシのポスティングなどを行ったという。

店舗のマルシェへの出店は日本で営業(オンラインを含む)しているアメリカン・エキスプレスの加盟店であることが条件となったが、他ブランドのクレジットカードやコード決済、電子マネーなど、それ以外の支払い手段を提供することも可能だ。参加した38店舗の多くが自社でキャッシュレスサービスをすでに導入しており、自社で使用する端末を持ち込んでいた。なお、据え置き端末のみを導入している加盟店など、端末を持ち込めない店舗に対しては昨年同様にSquare端末を貸し出した。

アメリカン・エキスプレスというと、比較的高額な支払いで利用されるイメージがまだ残っているというが、実際はコンビニエンスストアやスーパーマーケットなど日常的な支払いでも利用が伸びている。また、ジェーシービーとアクワイアリング(加盟店開拓)で提携することで、国内の中小店舗の加盟店は急激に増えている。今回のマルシェは地域店舗の活性化に加え、小規模店舗でもアメリカン・エキスプレスブランドのカードが便利に利用できることをアピールする場でもあるという。

SHOP SMALLカラーのワッフル登場
草の根の活動を継続へ

会場では、スタンプラリー対象店舗で、1店舗につき500円(税込)以上の買い物をすると、スタンプが1つ貯まり、3つ貯まるとSHOP SMALLキッチンカーで使えるクーポンと交換できる取り組みを実施。店舗の買い回りを支援した。

キッチンカーではSHOP SMALLカラーのPOPなワッフルも300円(税込)で販売した。スタンプを3つ集めると、そのまま無料で交換できるため、買い回り効果につながったという。また、アメリカン・エキスプレスのカードを会場で利用した人に対し、ブラックもしくはナチュラルカラーのエコバックをプレゼントした。

根岸氏は、中小店舗の加盟店を拡大するとともに、「SHOP SMALL」のような草の根の活動を継続していきたいとした。

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