2024年10月18日7:10
三井住友カードは、2024年10月、現代自動車グループ傘下のHyundai Card(韓国ソウル特別市、以下HCC)が提供するAIプラットフォーム「UNIVERSE」(ユニバース)の日本国内における独占的利用契約を締結した。
HCCは。HCC は、今後も技術投資を進める予定で、従来の金融の枠を越えた、
データ・サイエンス・カンパニーとして、韓国のクレジットカード業界で飛躍が期待できるという(三井住友カード)
ユニバースは、クレジットカード会社であるHCCが、生成AIに使用されている高度な理論を応用した独自のデータサイエンス技術を用いて、自社のマーケティングの高度化のために開発した革新的なパーソナライゼーションAIプラットフォームだという。ユニバースの特徴の1つとして、消費行動データを「タグ」と呼ばれる形に変換し、データに意味づけを行うことで、行動や特性、状態をより高い精度で予測できることが挙げられる。
三井住友カードでは、今回の契約にあたり、約半年の間「ユニバース」を活用した実証実験を行った。その結果、データサイエンスに基づくパーソナライゼーション、加盟店オ ファー提供の高度化という特徴と活用メリットのパフォーマンスが十分に発揮できることを確認し、今回の本格導入の決定に至った。
同プラットフォームの活用により、三井住友カードは、顧客一人一人の興味・関心、行動、状態にあった適切な顧客価値の提供を実施する。また、マーケティング領域での活用に加え、与信業務の高度化、アウトバウンドコールの最適化、不正検知モデルのレベルアップなど全社で「ユニバース」を最大限活用し、AIドリブンの業務改革を推し進めていくそうだ。
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