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本人認証サービス(3Dセキュア)の認証方法をアップデート(UPSIDER)

2024年10月24日15:18

UPSIDERは、同社が提供する法人カード「UPSIDER」の本人認証サービス(3-Dセキュア)の認証方法をアップデートしたと発表した。同アップデートにより、カード保有者はオンライン取引の承認をこれまで以上に行いやすくなるそうだ。

①決済を行うと、画面上にVisaの「3-Dセキュアによる本人認証」のポップアップが表示、②決済カードの保有者ユーザーのメールアドレスに認証メールが送信される、③ メール内の「この取引を承認する」ボタンを押下すると、承認が完了、④利用先側のページに戻り、決済完了を確認、という流れ(UPSIDER)

近年、オンライン取引の拡大に伴い、クレジットカードの不正利用が増加している。特に高額な取引が多い法人カードの決済では、そのリスクがさらに高まる。UPSIDERは、これまでも、カード情報の盗用による「なりすまし」などを未然に防ぐことを目的として、カード番号・有効期限などの情報に加えて本人確認を行う認証「3-Dセキュア2.0」にすでに対応していた。

その結果、UPSIDERの不正使用率は0.0005%に到達。これは、クレジットカード不正使用率の100分の1以下の水準だという。今回、ユーザーにさらに安心して利用してもらうことを目指し、3-Dセキュアに関するアップデートを行った。

今回のアップデートにより、従来のワンタイムパスワード入力方式から、 メール、Slack、モバイルアプリに送信される通知ボタンを通じてワンタップで取引を承認できる仕組みを導入したそうだ。この新しい認証方法は、 取引の承認プロセスを大幅に簡略化し、迅速に行えるようにする。これにより、企業は業務の効率化を図りながら、安全にオンライン取引を行うことができるという。

この記事の著者

ペイメントナビ編集部

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