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SSF2024は134の国と地域から6万5,000人が参加、次回は2025年11月12~14日開催で10周年記念に

2024年11月14日19:47

シンガポール金融管理局 (MAS)、グローバル ファイナンス & テクノロジー ネットワーク(GFTN)、コンステラーが主催し、シンガポール銀行協会(ABS) と共同で2024年11月6日~8日まで開催された「Singapore Fintech Festival」(シンガポール ・フィンテック・ フェスティバル、SFF)は、134の国と地域から6万5,000人の参加者が集まり、盛況のうちに終了したという。

なお、SFFは2016 年の創設以来、金融サービス、公共政策、テクノロジーの融合に関する問題について、世界のフィンテックコミュニティが関与し、つながり、協力するためのプラットフォームとなっている。

また、SFFに先立ち行われた招待者限定のInsights Forum(インサイトフォーラム) には、2,300 人を超える政策立案者、規制当局、投資家、業界リーダーが集まり、40 の円卓会議で詳細な議論が行われた。トピックは、金融インフラの将来から世界的なネットゼロ目標の達成に向けた道筋まで多岐にわたった。

規制ゾーンには、665の中央銀行、規制機関、政府組織から3,400人を超える政府および規制当局の参加者が参加した。主要な議論分野には、人工知能(AI)ソリューション、量子研究と金融、国境を越えたデータフロー、デジタル資産の成長などが含まれていた。

テクノロジーゾーンでは、AI や量子技術、ブロックチェーン、電子商取引や決済アプリケーションなどについて検討する 64 のセッションが開催され、セクター全体にわたる実体経済への影響が紹介された。

創業者と投資家ゾーンでは、投資家時間中に投資家とスタートアップ創業者の間で 580 件を超えるミーティングが開催され、有意義な資本による新たな機会とパートナーシップが促進されたという。

Talent Zone は、学術パートナーと協力して 180 のメンターシップ セッションと認定プログラムを実施し、将来を見据えた人材パイプラインを構築した。

ESGゾーンでは、企業の持続可能性報告を簡素化し、脱炭素化の取り組みをサポートするソリューションのエコシステムに企業を結び付けることを目的としたツールである、Gprntによる初の開示およびマーケットプレイスの提供開始にスポットライトが当てられた。

なお、SFF 2025はフェスティバル10周年を記念するイベントとなり、2025年11月12日~14日まで開催される。来年は世界の政策、金融、テクノロジーのコミュニティを歓迎し、一堂に会し、今後数十年にわたって有意義な進歩とコラボレーションを推進し続けることを楽しみにしているとした。また、インサイトフォーラムは11月10日、11日の2日間のイベントとして継続される。

この記事の著者

ペイメントナビ編集部

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