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NTTデータと開発したキャッシュレス決済端末「UA-P10NA」を商品化(シャープ)

2024年12月22日7:00

シャープは、NTTデータと共同でキャッシュレス決済端末「UA-P10NA」および遠隔管理システムを開発し、商品化した。2024年12月20日からNTTデータより提供開始する。

左:キャッシュレス決済端末イメージ、右:キャッシュレス決済端末の利用イメージ(シャープ)

同決済端末は、NTTデータが提供するクラウド型総合決済プラットフォーム「CAFIS Arch(キャフィスアーチ)」に対応し、クレジットカード決済や電子マネー決済、QRコード決済など、さまざまな決済手段に対応可能な端末だ。スタッフ側と顧客側とが分かれたセパレートタイプの端末で、スタッフ側端末は6インチの大型ディスプレイを搭載しながらコンパクトサイズを実現。限られたスペースにも設置できるうえ、高い視認性と快適な操作性を両立したそうだ。

また、スマートフォン「AQUOS」の開発で培った基板やアンテナ設計などの通信技術を応用。顧客側端末には、のぞき見を抑制するシャープ独自のベールビュー技術も採用している。さらに、高性能なCPUを搭載し、QRコード決済では、端末にQRコードをかざしてから、約0.7秒での認識が可能だという。

加えて、シャープがEMM(Enterprise Mobility Management)サービス「LINC Biz EMM」の開発で培った端末の遠隔管理技術を応用。複数の決済端末の稼働状況を、クラウドを介して一元管理できる遠隔管理システムを共同で開発した。トラブルの抑止や万一トラブルが発生した場合の迅速な解決が可能になる。

この記事の著者

ペイメントナビ編集部

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