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調剤薬局向け端末決済サービス「おくすりPAY」提供(ゼウス)

2025年1月30日8:49

クレジットカードをはじめとする決済サービスを提供するゼウスは、多機能モバイル決済端末「Mr.Hunt01」を用いた端末決済サービス「buddy」において、調剤薬局向け端末決済サービス「おくすりPAY」の提供を開始したと発表した。

業界最安値水準の決済手数料で調剤薬局のキャッシュレス決済をサポート(ゼウス)

近年、日本におけるキャッシュレス決済比率は大きく増加しており、経済産業省が発表した2023年のデータによれば、日本の民間最終消費支出に占めるキャッシュレス決済比率は39.3%(126.7兆円)と政府が掲げた2025年までに4割程度まで引き上げるといった目標達成に向け、今後も普及が進んでいくことが予想される。また、2023年9月には厚生労働省より医療機関等における個人の一部負担金の支払いにおいて、キャッシュレス決済を利用することは、患者の利便性向上や医療機関等における事務の効率化の観点から問題ないとされており、またキャッシュレス決済により生じるポイントの付与についても当面認容するといった内容が周知された。

このような背景のもと、同社は2023年1月より往診・訪問診療にも利用できる医療機関向け端末決済サービス「クリニックPAY」の提供を開始した。最近では、病院やクリニックといった医療機関だけでなく調剤薬局からの問い合わせも増えてきていることから、新たに調剤薬局向け端末決済サービスとして「おくすりPAY」を提供することとした。

「おくすりPAY」は、初期費用0円、月額費用2,000円、業界最安値水準の決済手数料2.7%で利用できる調剤薬局専用の端末決済サービスだ。

調剤薬局では、大手チェーンやドラッグストアを中心にキャッシュレス決済を導入するところが増えてきたが、今もなお現金が主流である。調剤薬局におけるキャッシュレス決済の導入は、他の薬局と差別化が図れることはもちろん、手持ちの現金が足りないといった患者も支払うことができるようになるため、利便性が向上するという。また、調剤薬局においても金銭授受の煩雑化や人的ミスといった現金管理の手間を軽減し、精算業務の効率化が期待できる。さらに、同社が提供する決済端末は持ち運びが可能なため、小さな子供のいる患者様や体の不自由な患者の自宅などに薬を届ける際にも利用可能だ。

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