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共通QRコード決済サービス「Cloud Pay」、小規模駐車場にも提供(DGFT)

2025年10月23日7:42

デジタルガレージの子会社で決済事業を手掛けるDGフィナンシャルテクノロジー(DGFT)は、共通QR決済ソリューション「Cloud Pay(クラウドペイ)」を、ヨコイが運営する「ナイスチケットパーク」(香川県内93か所)の駐車場に11月より順次導入し、複数のQRコード決済サービスの提供を開始した。

「Cloud Pay」、設備コストを抑えた小規模駐車場向けソリューションを提供開始(DGFT)※画像はイメージ

同取り組みは、場内に掲示されたQRコードを利用者が利用したいQRコード決済アプリで読み取るだけでキャッシュレス決済が可能となるもので、小規模駐車場におけるキャッシュレス化を低コストかつ短期間で実現する取り組みだという。

今後、四国エリア内の「ナイスチケットパーク」を含む、ヨコイが展開する幅広い業態の駐車場約200か所に向け「Cloud Pay」の導入を進めていく。

駐車場市場のキャッシュレス化は、ゲート式やフラップ式を中心とした中規模以上の施設においては、決済端末を備えた自動精算機によって拡大し、DGFTもこれまで精算機連携型の決済ソリューションを展開してきた。一方で、数台〜十数台規模の小規模駐車場では、自動精算機の設置や現金回収にかかるコストや運用負荷が大きく、キャッシュレス対応が進みにくいという課題があった。

同取り組みは、このような小規模パーキングに対し、自動精算機を導入せずとも手軽に省スペースかつ低コストでのキャッシュレス決済サービスの導入を実現するそうだ。

「ナイスチケットパーク」は、1日単位の料金設定による前払い式・金額固定型の平面駐車場だ。場内にある「Cloud Pay」のQRコードを、利用したいQRコード決済サービスのアプリで読み取り決済する。

大掛かりな自動精算機の設置工事などが不要なため、工事期間の短縮や設備投資の初期コスト、両替の手間など現金管理にかかるコストを低減できる。また利用者にとっても、自身のスマートフォン1つで決済を済ませることができ、現金を準備する手間を軽減できる。

「Cloud Pay(クラウドペイ)」は、DGFTが展開するキャッシュレス決済サービス「Cloud Pay」シリーズの1つであり、複数のQRコード決済サービスをDGFTと契約するだけで利用できる、QRコード決済のバンドルサービスとして日本最大級の決済プラットフォームだとしている。

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