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「第13回神田カレーグランプリ決定戦2025」で「神田カレーPay」発行(TOPPANデジタル)

2025年10月31日15:25

TOPPANデジタルと、神田カレー街活性化委員会(東京都千代田区)は、神田エリアの活性化を目指して協業を開始した。

同協業の取り組みとして、400以上のカレー提供店が集積する東京・神田で、2025年11月1日・2日に開催される神田カレー街活性化委員会主催のイベント「第13回神田カレーグランプリ決定戦2025」において、イベント初の独自電子マネー「神田カレーPay」を導入する。「神田カレーPay」は「第13回神田カレーグランプリ決定戦2025」で利用できるほか、イベント終了後も出店したカレー店舗で利用可能で、順次利用可能な店舗を拡大予定だ。また、今後も両者は、プロモーションやデジタルを活用した施策など、イベントを通じた地域活性化の施策を共同で検討していく。

電子マネー「神田カレーPay」の発行を通じた消費・回遊促進により地域経済の活性化へ(TOPPANデジタル)

同協業により、両者は神田エリアの回遊・消費を促進し、地域経済の活性化につなげるという。

神田カレー街活性化委員会が主催するイベント「神田カレーグランプリ決定戦」は2025年で13回目を迎える。近年は、国内だけでなく海外からの訪日外国人観光客や、SNSの投稿などを見た若年層の来場も増加し、イベントにおける多様なニーズや楽しみ方への対応が求められているそうだ。主催者としては、来場者への利便性向上だけでなく、一過性のイベントでは終わらない継続的な地域活性化に繋がる施策を模索していた。

TOPPANデジタルは、ハウス電子マネーやデジタルギフトなどの決済DXソリューションを提供している。2019年5月には自治体や地域民間団体などが独自の決済サービスを運用するための決済プラットフォーム「地域Pay 」の提供を開始し、決済サービスを通じた地域活性化にも取り組んでいる。しかし、電子マネーの活用は、期間限定で終了するイベントにとって、運用やコスト面から障壁が高いことが課題だったそうだ。

これら双方の課題を背景に、神田カレー街活性化委員会とTOPPANデジタルは、イベントにおける独自電子マネーの導入と活用を実施し、神田エリアの活性化に向けて協業を開始した。

「神田カレーPay」はQRコードによるスマホでの決済が可能だ。また、イベントが終了しても、発行日から1年間は、参加店舗で利用できるため、継続的な神田カレーエリアへの回遊・消費を促進し、地域経済の活性化につなげるという。TOPPANデジタルは、前払式支払手段発行者として「神田カレーPay」の発行主体となり、電子マネーの利用者や参加店舗向けのコールセンターなども対応している。

「神田カレーPay」の発行のほかにも、イベントおよび、地域経済の活性化における施策を共同で検討していく。具体的には、TOPPANグループの有するプロモーション領域やデジタルマーケティング領域でイベント体験価値の最大化を図る運営支援や、BPO領域・デジタルを活用したイベントの業務効率化、SX領域での知見を踏まえた環境配慮型の施策を通じて持続可能なイベント運営の実現を目指す。

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2009年の創業以来ゲートウェイ事業を展開。2015年にQRコード決済サービス「WeChatPay」を代理店として日本に初めて導入。以降、国内外のQRコード決済をはじめとするキャッシュレス決済を店舗に一度に導入・管理できるマルチキャッシュレス決済ソリューション「StarPay」を展開。現在は「StarPay」の技術力を基盤に、多角的なサービス展開に取り組んでいます。

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