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和歌山県田辺市で公共ライドシェア「meemo」と連携しタッチ決済対応(ルミーズ)

2025年11月5日13:37

ルミーズは、和歌山県田辺市における本宮地域交通空白対策実証運行において、オムロン ソーシアルソリューションズ(OSS)が提供する公共ライドシェア「meemo(ミーモ)」と連携し、ルミーズが提供する「aegise2.0 Transit Gateway」によるタッチ決済サービスを開始した。これにより、バス・公共ライドシェアの現地決済ニーズにタッチ決済で対応することが可能になり、利用者の利便性向上が期待されるという。実証期間は2025年11月1日~11月30日までとなる。

和歌山県田辺市の本宮地域交通空白対策実証運行において「aegise2.0 Transit Gateway」を導入(ルミーズ)

同実証運行は、田辺市が実施主体となり、OSSの公共ライドシェアサービス「meemo」が導入されている。ルミーズは「meemo」と連携することで、「aegise2.0 Transit Gateway」によるクレジットカードのタッチ決済サービスを提供し、決済面から同実証の円滑な運行と利便性向上を支援しているそうだ。

和歌山県田辺市では、春や秋などの観光シーズンに世界遺産「熊野古道」への観光需要が特に高まり、外国人旅行者を中心に観光客が増加している。一方で、旅館から熊野古道の登山口などを結ぶ公共交通機関の本数が限られており、混雑時には十分に対応しきれない状況が生じていたそうだ。

こうした課題を受け、観光客の移動需要に柔軟に対応できる手段として、公共ライドシェアによる公共交通の補完を目的とした実証運行を行い、本格的な運行体制の構築を目指す。同実証では、アプリによる事前決済を不要とし、車内におけるクレジットカードのタッチ決済のみで乗車できる仕組みを採用することで、インバウンド観光客でもその場で支払いが完了する利便性の高い環境を整える。

なお、対応カードブランドはVisa、JCB、American Express、Diners Club、Discoverとなる。

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決済代行サービスを基盤に、あらゆる決済に関するシステム構築を手がけています。決済センターは対面・非対面の双方に対応し、決済サービスの導入実績は19,000社以上(2025年3月現在)。特にPCI P2PE認定では国内No.1の実績を誇ります。2023年より決済端末との接続や決済アプリケーションの開発に必要なモジュールをオープンに提供する次世代決済ネットワーク基盤「aegise2.0」を展開し、公共交通におけるタッチ決済やAWS環境での鍵管理支援サービスなど幅広いソリューションを提供しています。2024年には決済端末に特化したフルフィルメントセンターを新設し、月間5万台の決済端末を出荷。既存の概念にとらわれない新たな発想で業界全体の発展に貢献しています。

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