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シンガポールのLiquid Group、QRコード決済の相互運用が可能な「RoamQR」の連携先拡大

2026年2月4日8:00

シンガポールのLiquid Group(リキッド・グループ)は、アジア全域および域内外の安全で相互運用性が高いオーケストレーションフレームワークの下で国内決済エコシステムを連携させている。2024年のSingapore Fintech Festivalでシンガポールの統一QRコード「SGQR(Singapore Quick Response Code、シンガポール統一QRコード)」の新規格「SGQR+」の次フェーズである「RoamQR」を発表したが、東南アジアなどを中心に連携するコード決済などのネットワークは拡大している。

ベトナムのNAPASとMoU
QRコード決済で相互連携

Liquid Groupは、シンガポールを拠点とするフィンテック企業で、日本でもクレジットカード会社のアプラスと提携している。クロスボーダーデジタル決済を提供しとり、2024年のSingapore Fintech Festivalで発表した「SGQR+」の次フェーズであるRoamQRのネットワークと地域パートナーシップを通じて、Liquid Groupはアジア全域および域内外の安全で相互運用性が高くシームレスな取引を実現している。Singapore Fintech Festival25(SFF25)では、ナショナルペイメントネットワークなどとのMoU(覚書)の締結など、国境を越えた決済において、連携強化を発表している。

RoamQRは、シンガポールの相互運用可能なQR決済ネットワークだ。銀行、ウォレット、ノンバンク金融機関、そしてアクワイアラ(シンガポールの複数の金融機関に加盟する10の決済アプリとデジタルウォレット、そして11の加盟店アクワイアラを含む)をつないでいる。これにより加盟店では、1つのQRコードで複数のアプリを受け入れることが可能だ。海外旅行者が韓国や中国、マレーシア、シンガポールなどの店舗にあるLiquid対応QRを読み取ることで、現地通貨建ての決済を自国のウォレットで行うことができる。

SFF25では、ベトナム国家決済機構(NAPAS)とのMoUを発表。同提携は、Liquid GroupとNAPASが連携して、シームレスで安全かつ相互運用可能な国境を越えた決済ソリューションを推進し、シンガポールとベトナム間の金融協力を強化することを目的としている。

ベトナムの副大臣は「この署名は、ベトナムとシンガポールの決済システムをつなぐ重要な一歩だと考えています。このパートナーシップにより、各システムの顧客は訪問先の国にあるQRコードをスキャンできるようになります。この新しい体験方法はとても良いと思います。なぜなら、良質で安価、安全かつ顧客にとって非常に便利だからです。来年、Liquid Groupと密に連携して、技術開発と統合を完了させ、すべてのサービスや国境を越えた拡大・取引を実現できることを楽しみにしています」と話す。

Terapayと相互運用推進
カンボジアのBakongとも連携

また、Liquid Groupでは、SFF25の期間中に、イギリス・ロンドンに本社を置き、グローバルな資金移動の簡素化をリードするTerraPayと、RoamQRとTerraPayのグローバル決済インフラ間の相互運用性を検討するためのMoUを締結した。同協業により、アフリカ、アジア、その他の接続地域での国境を越えたQR決済をサポートする相互に連携した相互運用性フレームワークを確立するという。

さらに、カンボジア国立銀行(NBC)とクロスボーダー決済連携の正式な開始を発表し、フェーズ1では、カンボジアの国家決済システムであるBakong(バコン)のユーザーはシンガポール全土の11社のアクワイアラからなるRoamQRの加盟店ネットワークにアクセスできるようになった。フェーズ2では、シンガポールからの旅行者はKHQRコードをスキャンすることでカンボジアで決済できるようになる予定だ。

複数の決済スキームを包括的に受け入れ可能
日本のコード決済も加わるか?

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