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ステーブルコイン決済のマルチチェーン対応へCircleの「Gateway」活用へ(ネットスターズ)

2026年4月13日14:52

ネットスターズは、2026年4月13日、Circle Internet Group, Inc.の関連会社であるCircle Technology Servicesが提供するクロスチェーン基盤「Gateway」を活用し、複数のブロックチェーン上でのステーブルコイン決済に対応するための技術開発を開始した。

同取り組みは、ネットスターズのWeb2とWeb3の金融世界をつなぐゲートウェイ「StarPay-X(スターペイエックス)」構想の実現に向けて、複数のブロックチェーン環境にまたがって稼働する決済インフラの技術評価および開発に焦点を当て、将来的なWeb3ベースの決済活用を支えることを目的としている。

StarPay-X構想とは、ネットスターズがWeb3の金融サービスをWeb2のインフラと接続し、社会実装をすすめる取り組みだ。Web3を店舗やサービスの中で使われる金融として社会に根付かせるため、店舗決済でのマルチチェーン・マルチウォレット・マルチコイン化をすすめる。

ステーブルコインを含むデジタル通貨は、価格安定性とプログラマビリティ(プログラムによる制御・自動化可能性)により、国際送金・決済における利用が拡大している。一方で、ブロックチェーンネットワーク間の分断(断片化)は、実社会の決済シーンにおける普及に向けた課題となっている。

ネットスターズは、多様なキャッシュレス決済手段に対応する統合決済プラットフォームを提供するとともに、Web3ベースの決済の可能性についても検討を進めてきた。2026年には羽田空港の一部店舗において、店頭でのUSDC決済の概念実証(PoC)を実施し、実際の決済環境におけるステーブルコイン運用の知見を蓄積した。

こうした取り組みを踏まえ、ネットスターズはCircleのクロスチェーン基盤「Gateway」を活用し、複数ブロックチェーンにまたがるステーブルコイン決済機能の実現に向けた開発を進めている。

Gatewayは、Circleが開発したクロスチェーン基盤で、USDCを複数のブロックチェーンネットワーク上で利用できるようにするもの。ブロックチェーン環境をまたぐ相互運用性(インターオペラビリティ)を促進し、複雑な個別統合を必要とせずに、異なるチェーン間でステーブルコインを活用しやすくする設計となっている。

同取り組みにおいてネットスターズは、こうしたインフラを、異なるブロックチェーン上でのステーブルコイン決済にどのように適用できるかについて技術評価を行っている。具体的には、ネットスターズのサービスのマルチチェーン対応や、拡張性のある決済フロー設計等を含むという。

なお、同取り組みは商用ローンチやサービス提供の確約を意味するものではなく、技術検証および開発に限定されるそうだ。

ネットスターズは、日本を訪れる訪日客を含む多様な利用者ニーズへの対応を念頭に、Web3ベースのアプローチを含む次世代決済技術の評価を継続する。また、日本および海外のパートナーやエコシステムとの継続的な技術検証を通じ、特定の単一ブロックチェーンに依存しない決済インフラ設計についても検討を進める。

■関連企業ナビゲーション

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2009年の創業以来ゲートウェイ事業を展開。2015年にインバウンド客向けQRコード決済サービスを日本に初めて導入。以降、国内外のQRコード決済サービスを店舗に一度に導入・管理できる「StarPay」サービスを展開。現在はStarPayの技術力を基盤に、多角的なサービス展開に取り組んでいます。

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