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生体認証技術を活用したプラットフォーム会員サービス提供(ANA Digital Gate)

2024年7月17日20:45

ANA Digital Gateは、生体認証技術を活用したプラットフォーム会員サービス「スマイディ」を2024年9月1日より提供開始すると発表した。

プラットフォーム会員サービス「スマイディ」(ANA Digital Gate)

「スマイディ」は、ANA Digital Gateが同サービス会員の個人情報や生体情報(顔や指静脈の情報)を保持・管理し、ユーザーは一度登録すると、さまざまな対象施設/キャンペーンにおいて、いつでも、どこでも、生体認証を用いた手ぶらでの本人認証、決済サービスなどを利用できる新たなサービスだという。同サービスを通じて、ユーザーの新たな体験価値の創出および導入施設・加盟店に対して業務のDX化、マーケティング支援を図ることで、スマートな社会作りを目指す。

なお、同サービスの基盤は、日立製作所(日立)の特許技術であるPBIを用いた生体認証統合基盤サービスを活用することで、セキュアな情報の保持・管理を実現している。

同サービスのユーザーメリットとして、対象施設における各種手続きが、「手ぶら」でスマートに完了する。また、サービス利用に応じてANAのマイルをはじめとしたさまざまな特典や、対象施設で利用可能な各種クーポンの獲得が可能だ。利用者は、ANAのマイル、ユナイテッド航空のマイル、nanacoポイント、日本赤十字社への寄付の中から選択できる。

導入施設・加盟店にとっては、ユーザーのチェックイン・決済対応の簡素化に伴う業務効率化と省人化(DX施策)、省人化に伴う人件費などのコスト削減、各種特典が貯まることに伴うユーザーの集客効果(来店促進・観光誘致)が見込めるそうだ。

第一弾の活用として、ANAホールディングスと包括連携協定を締結している岡山県にて、観光誘致施策の一環として、同サービスを活用した企画 「晴れの国おかやま」を巡る顔認証スタンプラリーキャンペーンを2024年9月1日~11月30日まで開催する。岡山県北部を中心とする12の市町村で初開催する国際芸術祭「森の芸術祭 晴れの国・岡山」と県内周遊に向けた観光誘致を図り、新たな旅・体験を提供するそうだ。自治体として、顔認証技術を活用したANAのマイルが貯まるスタンプラリーキャンペーンは国内初となるそうだ。

この記事の著者

ペイメントナビ編集部

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