2024年12月10日8:00
決済サービスのグローバルリーダーであるインジェニコ(Ingenico)のAPAC(アジア太平洋)地域担当マネージングディレクター(MD: Managing Director)および執行委員会のメンバーに2024年7月、アヌシュカ・ウィーラトゥンガ氏が就任した。同氏は、世界最大級のFinTech(フィンテック)関係のイベントである「Singapore Fintech Festival(シンガポールフィンテックフェスティバル)2024」(11月6日~8日)の会場でインタビューに応じ、日本市場のプレゼンスを高める戦略を強化する方針を明らかにした。(提供:Ingenico Japan株式会社)
インジェニコ APAC(アジア太平洋)地域担当マネージングディレクター(MD: Managing Director)および執行委員会 アヌシュカ・ウィーラトゥンガ氏
「日本はインジェニコにとって世界的に最も戦略的な市場のひとつ」
アヌシュカ氏は「日本はインジェニコにとって世界的に最も戦略的な市場のひとつです。市場規模は約300万件で、エンドポイント(決済端末)市場として高く評価しています」と日本市場でのシェア拡大に向けた戦略を強化する方針を示した。
インジェニコは、決済の承認およびサービスのグローバルリーダー役を果たしているという強い自負がある。37か国で活動し、3,500人以上の従業員を擁しており、40年以上にわたり商取引の最前線に立ち続けている。世界中で4,000万台以上の決済端末を展開し、2,500以上のアプリによって支えられており、毎日数百万の消費者のニーズに応えている。
高度な統合ソリューションとパートナーシップのネットワークを通じて、決済の世界を簡素化し、付加価値サービスを提供して商取引を前進させている。よりスマートに、よりコネクテッドに、そしてお客様の成功のためにカスタマイズされた決済ソリューションで、コマースエクスペリエンスの強化に取り組んでいる。
アヌシュカ・ウィーラトゥンガ氏は過去3年のAPAC事業成長の立役者
そのインジェニコのアジア太平洋(APAC)地域を担当するマネージングディレクターに就任したアヌシュカ氏は、過去3年間にわたりこの地域のカントリービジネスリーダーを務め、インジェニコのAPAC地域における事業成長を牽引してきた。
オーストラリアの主要銀行の1つからインジェニコに加わったキャリアの持ち主で、決済エコシステムに関して、深い知識を有している。多様なチームを率いることで、加速的な事業成長、戦略的な事業開発、変革的な変化、新市場への参入を推進する確かな実績を持っている。
アヌシュカ氏は「インジェニコで3年間、APACのパシフィック・ビジネスを統括していましたので、そのポジションに任命されたことを大変光栄に思っています。私たちのチームが行ってきた仕事、そして私の前任者たちが行ってきた仕事を基に、マーチャントならびにお客様のご期待に添えるようサポートすることをお約束します。日本においては、インジェニコのテトラ(従来の独自OSソリューション)からアンドロイド(Android)への移行を推進し、消費者や加盟店のニーズを満たすと共に、日本市場のさらなるイノベーションを牽引することができると思います。」と日本市場での戦略について触れ、意欲を表明した。
「日本市場でのビジネス拡大への意欲」
インジェニコ・ジャパンは2023年8月に日本法人設立10周年を迎えた。日本の顧客との関係を築き、独自のニーズを理解することに対して10年間投資してきた。日本市場のキャッシュレス決済比率はこの10年で飛躍的に伸び、世界各国の決済サービスプレーヤーが参入し、新しい決済方式が試される挑戦的な競争の場となった。
アヌシュカ氏は、日本市場での戦略についても触れ、「日本は、インジェニコのテトラ(従来の独自OSソリューション)から、アンドロイド(Android)への移行において、私たちの歴史と経験からの能力が、日本市場のさらなるイノベーションを可能にする未来を牽引することができると思います」と述べた。
日本市場は決済端末の分野では、複数の決済手段に1台で対応できる「オールインワン端末」を中心とした勢力図へと大きく変わり、アプリケーションを使った多種多様な機能を搭載できるAndroid端末が増え始めている。そうした中で、世界最大の決済端末サプライヤーの一角を占めるインジェニコに対し、国内のベンダーなどから画期的な端末の投入など大きな期待が寄せられている。
APAC地域のリーダーとなったアヌシュカ・ウィーラトゥンガ氏は「私たちは日本市場に非常にコミットしており、日本市場でのプレゼンスと本来の市場シェアを拡大するために、これまでも投資してきましたし、今後も多額の投資を行っていくつもりです」と述べ、日本市場でのさらなるビジネスの拡大に意欲を示した。
シンガポールを「アジアのフィンテックハブ」として確立することを目的に、国家プロジェクトの一環として2016年にスタートしたSingapore Fintech Festivalは回を重ねるごとに規模が拡大し、2024年は65,000人以上の来場者が世界中から集まった。日本からの来場者も多く、インジェニコブースにも多くの日本企業が足を運び、アヌシュカ氏や各国のリーダーと話す機会が設けられた。
「Singapore Fintech Festival(シンガポールフィンテックフェスティバル)2024」で製品やサービスをPR
■お問い合わせ先
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