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新決済端末「UT-P11」受注開始、加盟店のDX化を促進へ(TMN)

2025年1月17日17:56

電子決済サービスを提供するトランザクション・メディア・ネットワークス(TMN)は、新製品となる決済端末「UT-P11(ユーティー ピーイレブン)」の受注を開始した。

処理速度2倍で店舗業務と決済のマルチタスクもスピーディに(TMN)

国内のキャッシュレス決済比率は約4割に達し、決済端末は今や店舗運営に必須となった。なかでも人手不足やDX化の流れを背景に、1台で複数の業務を実行できる高機能型決済端末の需要が高まっているという。

現行機の高機能型決済端末「UT-P10」はTMN製品のうち昨年度販売台数トップを記録し、前年比約3倍を達成した。TMNでは、今後も高機能型決済端末への需要トレンドが継続されると見込み、「UT-P10」の後継機として機能性をさらに向上させた「UT-P11」を発売することとなった。

現行機の「UT-P10」はクレジット、電子マネー、QR・バーコード決済などマルチ決済に対応可能なうえ、Androidベースのため、アプリの追加によりさまざまな機能の拡張が可能でTMN標準のPOSアプリや加盟店側で用意されたアプリを搭載した実績があるという。決済端末1台で売上管理、在庫管理などが行えるほか、モバイル型で持ち運びが容易なことから、これまでにテーブル会計を行う飲食店や小売店をはじめ、野球場、鉄道車内での乗車券販売などさまざまなシーンで活用されている。

新端末「UT-P11」では、現行機「UT-P10」の機能はすべて踏襲しつつ、ファイル読み込みスピードが約2倍となり処理能力が大幅に向上したことが最大の特徴だ。画面のサイズが現行機より大きくなったことで決済やPOSなどさまざまなアプリに対する操作性が向上し、屋外等さまざまなシーンでさらに使いやすくなった。

国内キャッシュレス比率の高まりとともに、事業者はキャッシュレス決済手数料負担の増加や各決済手段への対応など、さまざまな負担を強いられている。TMNは「UT-P11」の導入により業務効率化やデータ活用によるマーケティングへの展開など、キャッシュレス決済に新たな付加価値を提供し、事業者の収益性の向上に貢献することを目指す。

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